にちはら総合研究所と、津和野町
内発型産業と知財収益
津和野式冬虫夏草の培養は、津和野町から特許権の使用許諾を受けて実施しています。これにより、津和野町は津和野式冬虫夏草の売上に応じたロイヤリティ収入を得ることができます。
内発型の産業振興、そして、特許権化された技術によって知財収益が自治体にもたらされる事業モデルは日本国内でも珍しいケースと言えるでしょう。
津和野町発、多地域連携
当社は原料となる蚕蛹を得るために、2013年に群馬県の富岡シルクブランド協議会のメンバーとなりました。原料の調達、技術連携、共同研究といった切り口で、津和野町発信の技術によって多くの地域が相互連携し、物・情報の流通が促進されています。
観光資源化、そして海外へ
2014年から、海外市場への輸出事業への取り組みを開始いたしました。産品としての冬虫夏草の輸出だけでなく、特に東南アジア地域からの観光客の誘引も推進するべく、津和野観光協会と連動し、津和野町での観光資源開発にも尽力しています。