2014年9月25日、津和野発。津和野式冬虫夏草の収穫作業が最盛期を迎えています。子実体の伸びは様々ですが、なかには美しい子実体が発現します。
子実体の発生のメカニズムは未だ謎の部分が多いのですが、子実体の発生度合は蚕蛹自体がどれだけ健康で、冬虫夏草菌がいかにその栄養分を吸収できるかという点に関係がありそうであるということが分かってきました。
今年は特に福島県田村市産の蚕蛹から発生する子実体に見事な姿が発現することが多く、福島県田村市の養蚕技術の高さが伺えます。
写真は福島県田村市産の蚕蛹から発生いた子実体です。