福島県田村市産、夏蚕期生繭の放射能検査について
[ ] 2014年08月08日
2014年8月8日東京発、同日、株式会社にちはら総合研究所(島根県・津和野町)の東京オフィスは一般社団法人材料科学技術振興財団(MST)福島分室から2014年8月6日に荷受けが完了した夏蚕期生繭に関する放射能検査の速報を受領しました。
2014年夏蚕期については、6養蚕農家から合計580.5kgの生繭が収穫されましたが、いずれの養蚕農家の生繭についてもヨウ素131、セシウム134、セシウム137の各核種について、11~13Bq/kgの検出限界濃度を下回り不検出と判定されています。この結果は当社が諸般資料から勘案し設定した当社基準値である20Bq/kgを充分に下回るもので、福島県田村市産の春蚕期生繭についてその全量を正式に受領いたしました。
試験データの開示は限定的に
また春蚕期の検査結果が得られた時点で正式な検査報告については当社ホームページ上で公開する方向性を示唆しておりましたが、情報公開にあたっては各養蚕農家の個人情報管理の都合からホームページ上での公開は見送りとさせて頂きました。放射能検査の結果については、該当するロットをご購入される御客様への添付情報として試験成績書に添付していく方向で開示を予定しています。