津和野町総務経済常任委員会が開催されました
[ ] 2014年07月29日
2014年7月29日津和野発、2014年7月28日、株式会社にちはら総合研究所(島根県・津和野町)にて、津和野町議会の、総務経済常任委員会が開催されました。委員を務める6名の議員のほか、津和野町議会議長、津和野町商工観光課、農林課が出席しました。
会では、津和野町発の農商工連携事業として冬虫夏草事業が取り上げられ、事業の概要、津和野町内での養蚕復興のための動きなどについて、にちはら総合研究所の佐伯潤代表取締役が説明を行いました。その後、議員や津和野町職員を交えた意見交換・質疑応答がもたれ、3時間に及ぶ協議の末、会は終了しました。
「我が国の養蚕業は衰退の一途を辿っているというのが世の通説ではあるが、冬虫夏草事業のみならず遺伝子組み換えカイコなど新分野の台頭で養蚕業復興にも希望があると考えている。その一端を津和野町発の事業として行政や議会とも深い関係性を持って発展させていくという考え方についてご理解、ご賛同が得られるための貴重な第一歩になったかと思う(佐伯潤代表取締役)」とした感想が持たれた今回の委員会を契機に、また4つの国立大学との共同研究とあわせて、産学官連携による養蚕復興のための事業推進がさらに前進することが期待されています。