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植物工場よりも斬新、最新の冬虫夏草は人体で培養

[ ] 2015年04月01日

2015年4月1日、津和野発、株式会社にちはら総合研究所は同社が生産する津和野式冬虫夏草の胞子を利用した新しい冬虫夏草の培養方法を発表しました。冬虫夏草は生きた昆虫などを宿主として成長する菌類ですが、最新の培養方法は人体を宿主とする点が特徴となっています。

通常、冬虫夏草の感染プロセスにおいては、その過程においては宿主となった昆虫は養分として冬虫夏草の菌糸に食い尽くされて死んでしまいますが、今回発表された冬虫夏草の胞子は人体の表皮に感染し、代謝を活性化させ、そこで生じる老廃物を養分として取り込んで成長します。

実際に被験者として開発に携わった株式会社にちはら総合研究所の佐伯潤代表取締役は今回の培養方法について「経皮感染できるように工夫する点が一番難しかった。注射器は痛いので、塗るだけで好きな場所に冬虫夏草をはやすことができる点が魅力。ただし、指先で培養するとスマートフォンやパソコンの操作に支障をきたす可能性があるので注意してもらいたい。ただ、若干無理を言えば指先から生えた冬虫夏草はネイルアートと言えなくもないし、逆転の発想で、最近髪の毛が少しばかり寂しげな方などは、頭髪の代わりに冬虫夏草を生やしてみるのも、案外とオシャンティーかもしれない」と、コメントしています。

株式会社にちはら総合研究所では、この人体培養型冬虫夏草を使った料理レシピの開発などに取り組んでいく予定です。培養キットとしての販売は自由研究のテーマに活用してもらえるように、夏休み前の販売開始を予定しているそうです。