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蚕慰霊祭が開催されました。

[ ] 2015年05月26日

去る2015年5月23日に、株式会社にちはら総合研究所の本社敷地内の蚕慰霊碑前にて蚕慰霊祭が開催されました。蚕慰霊祭は二十四節季の小満の初候「蚕起食桑」にちなんで開催されるもので、前年に冬虫夏草の培養の過程や、伝染病などで死んだ蚕の霊に感謝を表し、今年の豊作を祈願します。式は津和野町の太皷谷稲成神社の宮司が執り行いました。

約60名の参列者には、にちはら総合研究所の役員、従業員のほか、津和野町議会議長、商工観光課長、農林課帳など町関係者にも列席いただきました。また、今年は、岩手県、福島県、長野県からも技術移転等、連携事業関係者が集まり、養蚕業の復興に向けての動きが全国に広がり始めた印象がありました。

津和野町では、5月15日に実験用途の蚕が5万頭孵化し、順調に成長しています。今年も養蚕・培養のシーズンが始まっています。