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第1回蚕慰霊祭を開催

[ ] 2014年05月25日
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蚕への感謝と、蚕業振興の決意、新たに

2014年5月25日津和野町発、5月24日、株式会社にちはら総合研究所(島根県・津和野町)の敷地内に今年建立された蚕慰霊碑を囲んで、第1回蚕慰霊祭(主催:株式会社にちはら総合研究所、共催:津和野町、後援:一般社団法人津和野町観光協会)が開催されました。

蚕慰霊碑は毎年数百万頭の蚕の命を預かって冬虫夏草を培養する同社が、蚕の命への感謝の意を捧げ、また日頃の業務において命を預かることの大切さを常に念頭に置くために、同社社員が建立したものです。

蚕慰霊祭は、二十四節気を細分化した七十二候で、小満の初候、「蚕起食桑(蚕が起き、さかんに桑を食む頃)」に合わせて開催日が決定されました。

慰霊祭は、日本五大稲荷のひとつである、町内の太皷谷稲成神社の宮司が祝詞を上げ、津和野町長、町議会関係者、商工会長、観光協会長ら来賓が玉串を奉天し厳粛に執り行われました。

神事の後の直会では、地元、若松屋のすっぽん鍋がふるまわれたほか、東京から燻製・熟成料理を扱うIBUS(アイブス)の岩田健吾氏が津和野町特産のまめ茶をスモークチップに混ぜて燻製にした鴨肉や鯖などが紹介されました。

「蚕への慰霊と感謝をおぼえる機会であると共に、元々島根県内最大の養蚕の土地であった旧日原町らしく、蚕によって人と人とが親交を深める祭事として、例年行事として育てて行きたい(佐伯潤東京支社長)」イベントとして今後も回を重ねていく予定です。