Step1: 養蚕
にちはら総合研究所の冬虫夏草の源流は、養蚕であり、桑畑です。しかしながら、自社での養蚕だけでは、充分な量の蚕の蛹を集めることができないため、日本各地の養蚕農家から生繭を購入しています。
現在、年々養蚕業は衰退していますが、数万頭※の蚕の生育度合を調整して同じタイミングで上蔟(じょうぞく:蚕が繭を作り出すこと)させるなど、日本の養蚕農家には素晴らしい技術が残っています。
にちはら総合研究所は日本の養蚕業の保存と継承を事業目標の一つに掲げています。
※日本の農業においては、蚕は昆虫である以上に家畜であるとされ、「匹」ではなく牛や豚と同様に「頭」で数えます。